アラーラ再誕【プレリト】

 久々に職場の人とマジックでもやろうという話になって、ならばプレリに出ようと参加してきました。

いざ会場について説明を受けまして。パックは「アラーラの断片」と「アラーラ再誕」のブースターを3パックずつ。

上位入賞者にはパックが出ます。1位:15パック。2位:5パック。3位:3パック。4位:2パック。5位:1パック。

10人なので2勝すればパックをもらえるかなーというところ。しかし順位にこだわるのねーとよくよく聞いてみるとプレリはプレリでもトーナメントでした。

果てさてどうなるやら。



 いざ構築。

いやー、色難っ!

普通に区分けができないってのが新感覚。

それでも神話レアがエスパーカラーだったのと、アタッカーに「死の男爵」「縫い目のドレイク」「ガラス塵の大男」。ブロッカーに「カターリの残影」「否定の壁」。

なので強力にエスパーだと割り切って構築。



一戦目 黒白青赤 ○○

一セット目…いきなり神話レアを出してみるも「忘却の輪」されてしまったので活躍できず。チッ。

相手に事故。どれぐらい事故って、手札真っ青なのに島が来なかったそうで。でも神話レアは除去できるのな。殴って勝ち。

二セット目…今度は相手も快調。試しに神話レアを出してみるも秒で「ボーラスの奴隷」される。にゃろう。

「神話レアを使えるのはアンタだけじゃあないんだぜ」とばかりに相手に登場したのは「鋼の風のスフィンクス」。

はいはいアクローマさん、登場するエキスパンション間違ってますよと。

幸運にも手札に苦悶のねじれがあったので、プロテクションに引っ掛からないよ!と除去。

お互いの神話レアを除去し終わった後に残ったのは、一戦目、何の因果か相手が助かっていた岸の噛みつき

噛ませていただきました。



二戦目 赤緑白青 ×○×

一セット目…事故。トリプルマリガン。なのに土地止まるしね。しかも相手に「復讐のアジャニ」と出てくれば勝てるわけがない。

二セット目…今度は相手が事故。こちらは「バントの信刃」、「風生みの魔道士」と展開し、後者こそアジャニで除去されるものの、アジャニにアタックを通してそのまま場を制圧して勝ち。
三セット目…相手に一ターン目から「野生のナカティル」が出る。こちらはやっとのことで三ターン目に「死の男爵」、四ターン目に「カターリの残影」とつなぐことができるも、出たよ相手に「気絶の狙撃者」。

ヴィティアのとげ刺しと相まってどうしようもない。タフネス2まで落ちるわアタッカ起こせないわってどういうこっちゃ。なすすべなく負け。

ちなみにこの人が優勝しました。



三戦目 赤緑白 ×○△

一セット目…相手ぶん周り。「バントの信刃」「結び蔦の聖騎士」「天望の騎士」と展開され、やっと出した「伝書隼」を「死の一撃のミノタウルス」で除去されて投了。

二セット目…相手の「バントの信刃」を「結晶化」で止める悪くないスタート。少し事故ってるっぽい。しかしそれでも「灰毛のレオトー」「結び蔦の聖騎士」「巨大待ち伏せ虫」と展開される。

対してこちらは「意思切る者」のみとまったく動きがなかったものの、「カターリの残影」からの続唱で「死の男爵」がめくれるというチートで巻き返す。

ゲームが動いたのはライフを削りながら通した神話レア!「センの三つ子」。

さあさあ次のターンで手札見れるぞ事故ボーイ!とか思っていたら、「ナヤの滞留者」がプレイされた上にうちの「カターリの残影」に「結晶化」がついてターンが返ってくる。

ま、まあ良いだろうと相手の手札を見ると「圧倒する静寂」「印章持ちの騎士」「途方もない力」「圧倒する咆哮」。



一個もプレイできやしねえ!しかも…



「フフフ 見えてしまっていることが逆に恐怖だな((c)DIO)」



「縫い目のドレイク」にて相手のライフを4まで減らしたところで相手がキレて、もはやこれまでといろいろなクリーチャーがいろいろ増強されて殴ってくる。

全部通すと逝ってしまうので「死の男爵」「意思切る者」で何とか止める。それでも14点くらいあったライフが1点まで落ち込む。

これで負けか…と思って場を見渡すと、公開された相手の手札に「印章持ちの騎士」。場には「原霧の境界石」と平地。

奪い去ってプレイして、「縫い目のドレイク」が賛美を受けてライフを削りきる。

ていうか完全に見落としていたよ、あっぶねぇなぁ。

三セット目…早々と「センの三つ子」が出せるも、相変わらず相手には「途方もない力」「圧倒する咆哮」とプレイできやしねえ。

お互いに決め手を欠いたまま時間切れ。



四戦目 黒赤緑白 ×○○

一セット目…「グリクシスの邪刃」「霧を歩むもの、ウリル」「槍折りのビヒモス」と並べられ終了。マジイジメかと思いました。

二セット目…「風生みの魔道士」「縫い目のドレイク」を並べると相手から「荒廃稲妻」が飛んでくる。ここぞとばかりに「ヴェクティスの口封じ」をディスカードし、飛行絆魂の出来上がり。飛行が止まらないらしく、そのまま押し切る。

三セット目…2セット目とまったく同じ展開。しかし事故具合がより深刻っぽかったので、すきを逃さず「脳噛みつき」。

色事故を起こしているのと、手札が重かったので土地をディスカード。しかし土地を落とすって反則的に強いな。そのまま押し切る。



 振り返ると2勝1敗1分け。ん?あれ?これいい成績じゃね!?



 3位でした。初入賞。うーん、うれしいかも。



 でも組み合わせに恵まれました。

だって四戦目に2勝1敗同士が決勝戦をやっていて、負けた方より上の順位に入ってしまうのだから。いやはや、恐れ多い。



総じて。

・色選びが恐ろしく難しい。特に再誕は一パック剥いて全部金色とか本当におかしいと思う。

・サイクリング誘発型能力ってすっごくやっかいってのを再確認。

・基本土地サイクリングがあるとはいえ、4色以上はかなりきつい。「天球儀」があればまた違うんだろうけれど。

アーティファクトだらけのこの環境で「クァーサルの群れ魔道士」はかなり重宝するカード。なのに一枚も引けなかったとかなんなの。

・「否定の壁」堅い。マジで。やる気デストラクションとも言える。

・境界石シリーズは一ターン目にプレイするに限る。
・期待のシステム続唱ですが、リミテッドではかなり優秀。重いスペルの方が良いという逆転現象が面白い。そして続唱から続唱が続いた時の詐欺くささといったらもう。



最後にデッキリスト



【クリーチャー】 16枚

1 バントの信刃

2 否定の壁

1 ヴェクティスの口封じ

1 風生みの魔道士

1 岸の噛みつき

1 死の男爵

1 臓物を引きずる者

1 伝書隼

2 カターリの残影

2 縫い目のドレイク

1 意思切る者

1 ガラス塵の大男

1 センの三つ子



【スペル】 4枚

1 結晶化

1 苦悶のねじれ

1 脳噛みつき

1 現実の否定



アーティファクト】 5枚

1 正義の盾

1 急使の薬包

2 原霧の境界石

1 原始物の粉



【土地】 15枚

6 沼

5 島

4 平地



 このブロック。これはこれで面白いかも。ていうか続唱プレイしたい。いつかシールドやりましょう。